2020.8.9 にわ会(09)
今回のにわ会は、荒れた農地の整備を地域貢献ボランティア活動として有志庭師を集い皆で畑整備とともに測量を勉強しました。整備する畑は恐らく建設業者の残土不法投棄の的になっていたかのように畑として使用するには砂利や石ころが散らかっているため不可能な状況でした。また、その農地は隣接道路より1.5mくらい高台になっており雨が降ると土砂流出しそうな状況なため何らかの対策が必要かと。そこで石垣による土留めを今後にわ会にて有志庭師とともに作ってゆけたらと思います。もちろん地域貢献のためのボランティア活動です。私たち庭師が持つ技術で世のため人のためになればという思いと、若い庭師の技術育成の場になればと思い今後こういった活動もしてゆこうと思いますので温かい目で見守って下さい。
畑整備に参加して下さった皆様、暑い中誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
2020.6.21 にわ会(08)
今回の勉強会は三和土(たたき)からの洗い出しです。京都の深草土、石灰、にがりをモルタルミキサーでよく練り混ぜ、しっかりと叩く!そのしっかり叩いた表面に小砂利を散らしコテなどで抑え、スポンジや刷毛にて丁寧に拭き取る。ここで完成かと思い気や、最後に水洗いにてあくとりを行い完成です!
2020.5.10 にわ会(07)
前回のつづきとして土塀(仕上げ)づくりです。前回同様、D様及び有志庭師の方々の協力のもと仕上げ塗りに挑戦!荒壁土は愛知産、仕上げ土は淡路産を用いましたが、淡路産の土の色がとても馴染みやすく、いい雰囲気になりました。参加者の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
2020.4.19 にわ会(06)
今回の勉強会は只今工事中のD邸を会場として土塀(荒壁)づくりを行うことにしました。D様は川崎市宮前区にある持田竹材店の2代目店主で、いつもお世話になっております。そんなD様のご理解のもと、D様と有志の庭師たちで土塀(荒壁)づくりに挑戦しました。D様は家族総出で参加して頂きとても感謝しております。また、有志による庭師たちにも心より感謝感謝です。皆様、お疲れ様でした・・・。
2020.3.22 にわ会(05)
前回につづき、今回も枝折戸製作です!まずは竹ひご(薄割り)づくりなどの下準備、これがまた難しい!これは練習あるのみかな!皆様、お疲れ様でした。
2020.2.22~23 にわ会(04)
今回は待ちに待った打ち込んだ版築土塀のお披露目と枝折戸です。版築土塀に関してはなかなかいい表情です!やはり版築土塀は色粉などは用いず、ふるいにより粒子を分別してつくり上げることがポイントかと。小砂利をアクセントに入れましたが控えめの方が良いかと。また、枝折戸は庭師技術の中で最も難しい技術ではないかと思います。何度も練習あるのみです!
2020.1.25~26 にわ会(03)
前回、版築土塀の基礎までつくりましたので、今回は引き続き版築土塀の勉強会です。躯体の配筋・型枠、まさ土配合・突き固めを入念に行い、後は次回の勉強会までしばらく養生です。早く型枠をばらし、出来具合を確認したいです。
2019.12.7~8 にわ会(02)
前回に引き続き、今回の勉強会では土塀づくり(上塗り)、石ノミ・コヤスケの練習、ちょうなの練習、そして版築土塀の基礎づくりまで行いました。
2019.11.3 にわ会(01)
今月から毎月、庭咲桜勉強会を弊社の置き場にて行うことにしました。庭師の仕事は多種多様な伝統的な技術があるため、その習得にはかなりの時間を要する。だからこそ日々努力の積み重ねが大切なのかと・・・。今回の勉強会では土塀づくり(小舞竹の下ごしらえ、荒壁塗り)を勉強しました。